若石(じゃくせき)足もみ すこやか の日記
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リンパ節もみ&鼻呼吸で風邪予防! 桑名地域情報誌ふれんど掲載コラム いさおの『元気の引き出し』 第5回
2012.11.21
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風邪は万病の元といわれ、あらゆる病気を引き起こす原因になるから、用心が必要であるということ、たかが風邪と甘く考えないように戒める言葉です。私たちは何度も風邪をひく、風邪に対する免疫ってできないのかな? 実は決して抗体ができないわけはないのだが、風邪のウイルスは200種類以上で、風邪に対する抗体の寿命は大体半年前後といわれ、何度も風邪をひいてしまいます。風邪をひくと、鼻とのどに集中、くしゃみ、鼻水、鼻詰まり、のどの痛み、咳や発熱などの症状が出ます。 さて風邪の予防ですが、手洗い、うがいの励行等が言われていますが、更に大事な点はリンパの働きを良くすることで免疫力を高め、風邪をひきにくい体をつくっていくことです。 リンパ系とはリンパ節がリンパ管でつながった免疫のネットワークで、からだの隅々まで、リンパ液をはこんでいます。血液循環は40秒程で心臓に戻りますが、リンパ液は12時間程で体内を一周します。リンパ液によって運ばれた物質はリンパ節を通り、リンパ液が血流に戻る前に、異物はそこで取り除かれます。リンパ節は全身に約800個ありますが首筋・脇の下・鼠けい部(もものつけ根)等に多くあり、リンパ節をもむこと等によって、リンパの流れを良くします。 そうすることでリンパ液のなかのアルブミンの濃度が高くなっていき、アルブミンの濃度が高くなれば、リンパ節からでてくるNK細胞の数が多くなる、それが自然免疫力を高められると言われています。 もう一つ大事なことは鼻呼吸です。鼻は空気中の病原菌から体を守る最前線基地です。 鼻は空気をキレイにし、温度や湿度も適正にしてばい菌類の繁殖を抑え免疫システムを活性化します。この役割が口から息を吸うと機能しなくなり、風邪を始めとして悪影響が出てしまい、 口呼吸も万病の元といわれるゆえんです。
風邪やインフルエンザがはやる季節です、
リンパ節もみや鼻呼吸で風邪予防をしたいものです。
リンパ節 毎日もんで 風邪予防 高橋 勲