若石(じゃくせき)足もみ すこやか の日記
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若石健康法 「毎日の吐く息重視の呼吸法」
2012.12.28
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今回は私達が普段何気なくおこなっている呼吸についての話です。
先般、「NHKあさイチ」で小林弘幸順天堂医学部教授が女性は40代から副交感神経の働きが下がるため、便秘になりやすく、その対策として『副交感神経の働きを上げる呼吸法』をすすめられていました。みられた方は呼吸法?意外だったかもしれません。
生命維持活動を支えている自律神経は交感神経と副交感神経の2つからなっています。毎日の生活の中のストレスで緊張や興奮が続いたりすると、自律神経のバランスが崩れ、交感神経が優位になり、副交感神経の働きが弱くなり体の不調が現れてしまいます。
この自律神経をコントロールできるものに呼吸法があり、息を吸うときは交感神経が優位になり、吐くときは副交感神経が優位になるしくみになっています。
そこで吐く息に気持ちを込めて深くゆっくり吐いていくと、副交感神経が活発に働き、交感神経とのバランスが回復して、自律神経が整えられ、体の血流や免疫機能も高まり、不調の改善につながります。小林教授は便秘対策として5秒かけて鼻から息を吸い、その倍の10秒かけて口から息を吐き出すゆっくりした呼吸法を説明されています。皆さん一度10秒かけて息を吐いてください、意外と長いですね!
普段から姿勢よく歩いたり、足をもんだり、体操したりするときも、意識して深く息を吐き、血流をさらに良くしたいものです。
私達は毎日の生活の中で深くゆっくりと息を吐いて心身ともに元気にしていきましょう。
長息は長生きですよ! 呼吸法 ゆっくり吐いて リラックス 高橋 勲